京都を代表する世界遺産「金閣寺舎利殿」の楽しみ方
こんにちは。
前回は、石庭だけじゃない竜安寺の楽しみ方を紹介させていただきました。
今回は竜安寺を出て「きぬかけの路」(京都市道183号線)を歩いて15分ほどの金閣寺です。
金閣寺の歴史について
金閣寺は「鹿苑寺金閣」が正式名称
日本史の教科書にも必ず出てくる室町時代を代表する禅寺です。
作ったのは室町幕府の3代目の将軍足利義満で、アニメ「一休さん」にも登場する人物です。
足利義満は1397年に当時荒廃していた公家の邸宅と庭を譲り受けて整備し、舎利殿(金閣)の造営をスタート。
翌1398年には舎利殿(金閣)が完成します。
ここを北山殿とし、幕府の公式な行事は室町からこの北山殿に移され、中国からの勅使(皇帝の遣い)もこの金閣で迎えていたそうです。金閣寺を訪れる中国の方は今もたくさんいますが、歴史を遡ると室町時代から中国の方がここを訪れていたんですね。
足利義満の死後、北山殿は義満の遺言によって禅寺となり鹿苑寺となったそうです。
金閣寺HPより
金閣寺舎利殿をいろんな角度から見てみました
金閣寺舎利殿は3層構造です。
3層目に「仏舎利(ぶっしゃり)」(釈迦のお骨)がおさめられています。
だから「舎利」殿
(▲みなさんこの位置から写真を撮っていて混雑していますが、順番に交代ながらちゃんと撮影できます。)
(▲東側から見た金閣寺)
(▲金閣の背面。西側から夕陽が差し込んできています。)
舎利殿をどこから見るか。金閣寺の楽しみ方。
金閣寺に行って舎利殿を見ると間違いなくテンションが上がると思います(笑)
こんな金色の建物は他にはない。
金閣寺の境内は広く、そしてアップダウンがあります。
この庭を散策しながら、ここから見えるかなぁと舎利殿を探してみるのも楽しみ方の1つ
いろんな楽しみ方ができる、そんな金閣寺でした。
(▲庭を散策しながら舎利殿を探す。これも金閣寺の楽しみ方の1つです。)
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