【早期退職と移住】移住して1年、その後の変化と現在の状況について
simple cameraにお越しいただきありがとうございます。
このサイトでは写真撮影は難しいことは考えず「まずは楽しむこと」を大切に旅行や街歩きで撮影してきた写真を紹介しています。
旅行に持って行く交換レンズの話やNikonのレンズの作例など参考になる情報を発信しています。
サラリーマンを早期退職して安曇野へ移住し、1年が経ちました。
1年が過ぎ、ちょっとした変化がありました。
今回は移住後の変化と現在の状況についてまとめてみました。
移住後1年間は週3日、1日5時間のパートタイマー
移住して一か月後、以前から利用していた地元のスーパーでパートタイマーとして働き始めました。
週3日、1日5時間程度の勤務です。
退職後1年間は緩やかに働くことに決めていたのでこれくらいのペースにしました。
一緒に働かせてもらった先輩はとてもいい方で丁寧に仕事を教えてもらえました。
また、周囲のみなさんも気さくな方が多く、気軽に声を掛けてもらって楽しく働くことができました。
移住から1年、職探しはそんなに簡単ではありません
年が明けて2月ごろ、そろそろ4月以降どのような働き方をするのか考えるようになりました。
はじめの1年間は長ーい夏休みという感覚で過ごしていました。
これをいつまでも続けるわけにもいかないという気持ちもありました。
家計のことももちろんありますが、「経験を重ねる」という観点から見たときに今のままでは例えば10年後にどんな経験値が溜まっているのか疑問に思うようになりました。
選択肢としては
今の仕事の他に別の仕事も探してダブルワークにすること
あるいはまったく別の仕事を探すこと
あれこれと迷いながらハローワークで求人を探し、いくつか応募して面接を受けました。
ところが面接をいくつ受けても採用されません!
書類選考で落ちたものもありました。。
どれも仕事内容は事務仕事、1年間の期間限定の仕事でしたが世間はそれほど甘くはありませんでした。
3月に入って半ばも過ぎました。
「どこにも採用されないんじゃないか・・」と心配になってきた頃、地元の不動産屋さんの正社員の求人がありました。
実は去年の2月ごろから宅地建物取引士の資格試験の勉強を始め、移住後もアルバイトの後に図書館で勉強を続けて秋の試験に合格していました。
これは?!と思って応募したところ、面接から4,5日経って社長面接に呼ばれました。
そして採用が決定、3月の最終週のことでした。
お世話になったスーパーの店長には就職活動をしていることを伝えていたのですが、なかなか決まらないので4月以降も働けるよう契約の更新の手続きをしてくれていました。
ところが最終週になってから再就職が決まったのですが、快く送り出してくれました。
移住1年目、アルバイトとはいえ、とてもよい職場に恵まれたと思います。
再就職と周りの反応、それに対する自分の考えについて
再就職することになったことを周りに伝えるといろんな反応がありました。
「てっきりfireだと思っていた」
「〇〇さんのライフスタイルに憧れてたんだけど、やっぱり60歳くらいまでは働かないと駄目なんだね」
等々。
どれも半分当たってて半分外れていると思っています。
fireについて
「fire(ファイヤー)」
「Financial Independence, Retire Early」を略した造語です。
資産運用で生活費をある程度確保できる仕組みを作ったところで、早期に仕事をリタイアするライフスタイルのことを意味する。
私はこの説明にあるfireではありません。
我が家に「資産運用で生活費を確保できる仕組み」は出来ていないので。。
お金は大事
ですがそれだけではないとも思っていて、他にも大事なことがあると思っています。
他の大事なことのためにお金はいらない場合
他の大事なことのためにお金がいる場合があると思います。
こうした考え方をうまく整理できた本にも図書館で出会いました。
インパクトのある題名でしたが。
お金の貯え方や使い方についてぼんやりしていたものがうまく整理できたと思います。
60歳くらいまで働かないと駄目なのかについて
いくつまで働くのかについては、正直わかりません。
どっちでもいいというのが私の答えです。
今、どこでどんな働き方をしたいのか、それでどんな経験をしたいのかでよいかなと思います。
その結果、ずーっと働いていたなとなっていいと思っています。
それは会社の社員でもアルバイトでも、ボランティアでもよい。
お金のために働く期間もあると思いますが、何がしたいかで働き方を選べる期間があるのではないかと思います。
それがいつかはその人によって違うのだと思います。
幸い今の私は何がしたいかで働き方を選べる状況なので今の働き方を選んでいます。
もちろんこの先ずっとそうとは限らないと思っています。
移住1年後の再就職
移住準備のために自分たちが住む物件を探す目的で不動産のサイトを毎日見ていました。
そうしているうちに不動産に興味が沸いたことがきっかけで今回の再就職に繋がりました。
教科書で得ただけの知識を実務経験を積むことで深めていきたいと思っています。
1年間の長ーい夏休みでわかったことは自分には今何か社会活動をするための「これ!」といった知識や経験があるわけではなく、ごく普通の元サラリーマンでしかないことです。
だったら何をするのがいいのかを考えたときにまずは興味を持ったものについて、仕事を通じた経験を重ねることが重要なんじゃないかと思います。
26年間のサラリーマン生活を振り返ってみると仕事で得られる経験は大きく、仕事でしか得られない経験も必ずあるとも思っています。「これ!」といった知識や経験は得られていませんが。
今年のGWも最終日
「これ!」を得られるよう明日からも頑張っていきたいと思っています。
|
この記事へのコメントはありません。