【早期退職と移住】初めての家庭菜園、畑仕事。1年目の成果と振り返り

5月に安曇野に移住して半年が経ちました。
移住後にやってみたかったことの1つが家庭菜園です。
自宅の庭で野菜を育てて自分たちで食べる分を賄うことが今の目標です。

超初心者の家庭菜園、自然農からスタート

私は移住前、家庭菜園どころか、プランターで植物を育てたこともありません。

そのよう私が選んだのが自然農法
無肥料、無農薬で野菜を育てる方法です。
昨年の冬、自然農法に関する書籍をたくさん出版している竹内孝功さんが安曇野で自然菜園の講座を開いていることを知り、この講座に参加することにしました。
期間は1年間。移住前の3月にスタートでした。
自然菜園講座は安曇野の畑で講義と実習が行われ、1か月に1回、夏場は2回、開催されます。

自然菜園講座と自宅菜園を作って自然菜園スタート

自然菜園講座では、午前中に竹内さんから自然農法に関する講義を聴き、午後に実習。
実習は安曇野の畑に自分たちの区画を借りて、そこへ野菜の苗を植えたり、種を蒔いたり、立てた支柱に野菜を誘引するなど野菜たちのお世話をします。

持ち帰り用の苗や種も購入することができ、私たちは実習用の畑とは別に持ち帰り用の苗や種も購入しました。

まだまだ肌寒かった4月、実習用の畑で、人生初の畝立て(4m×1mを4畝)をしました。
そしてそこへキャベツとレタスの苗を植えました。
これが初の野菜の苗の植え付けでした。


(▲実習用の畑に畝立てをしたあと、キャベツ、レタス、ソラマメの苗を植えた)

持ち帰り用の苗のために自宅の庭の一角にも畑区画を作りました。
カインズの「どこでもガーデンフレーム」で囲いを作っただけの簡単な自宅の家庭菜園が完成しました。


(▲手前左にキャベツ、レタスの苗を植え、不織布で寒さ対策)

4月、自宅から見える北アルプスにはまだ雪が残っていました。

5月、1か月後の苗の様子は?

4月に実習用の畑と自宅の家庭菜園に苗を植えたあと、いったん大阪に戻りました。
そして5月、1年間続けた二拠点生活を終え、引越しをして移住しました。

5月の自然菜園講座、1か月振りに実習用の畑に行ってみると、野菜の苗はこうなっていました。

ちょっとですが苗が育っていました。
この1か月水やりなどのお世話を何もしなかったのに野菜はちゃんと育ってくれていました。

5月下旬、いよいよ夏野菜の苗の植え付け

5月下旬、夏野菜のトマト、キュウリなどの植え付けです。

苗の植え付けの前に、野菜の「命綱」となる支柱建てがありました。
2メートル10センチの支柱を4本、ティーピーの支柱のように組み合わせ、麻ひもでしっかり縛って完成

この支柱建て、なかなかの難関でした。
まずは竹内先生が見本を見せてくれ、これを見よう見まねでやってみましたが、全くうまくいかず。。
麻ひもの縛り方が甘くてグラグラだったのでした。
支柱建ては野菜が育っていく過程で支えとなる、まさに「命綱」を作る作業
ここは竹内先生も野菜のため、私たち参加者を厳しく指導してくれました。
会社員だったころは大体のことはできていたと思っていたのが、何度も失敗して指導され、
ちょっとした挫折を味わいました。


(▲ようやくできた支柱の傍にトマトの苗を植えた5月下旬)

実習で鍛えられた成果、自宅の菜園にも支柱を立て、トマトとキュウリの苗を植え付けました。

そして、ズッキーニの苗も植えてみました。


(▲自宅菜園、ズッキーニの苗を植える)

6月、自宅菜園の範囲を拡大

6月になって、ピーマン、ナスの苗を植える場所を確保するために自宅菜園の場所を広げることに。
引越ししてきた当初は草だらけだった場所を整理して、畑の区画にしました。

Before


(▲引越ししてきた当初。振り返ってみるとひどい状況。。。)

After


(▲大量の草を刈って、木の根っこを伐根して整理)

そしてこの自宅菜園拡大の機会にサツマイモ区画も確保しました。
サツマイモは同じ場所で育てれば育てるほど、年々生育がよくなり形も整っていくそうです。


(▲自宅庭の一角に作った「サツマイモ専用区画」)

自宅の周囲の田んぼでは田植えが行われました。

6月下旬、自宅菜園の初収穫

6月の下旬、自宅菜園の初収穫※
(※正確にはレタスは外側から葉をちぎって収穫するのでちょこちょこと収穫していました。)
4月に植えたキャベツの苗が大きく育って結球(けっきゅう)し、いよいよ収穫できるようになったのです。

収穫後、早速、自宅でお好み焼きを作って食べました。
無農薬で育ったキャベツ、初めて食べる味

このころ、4月に種を蒔いた春菊が小さな芽を出し始めていました。

7月、自宅菜園、夏野菜の生育状況

7月に入って自宅菜園の夏野菜は少しずつ、実を付けたり、花を咲かせたりし始めました。


(▲花が咲き始めたキュウリ)


(▲ズッキーニの花。朝、花が開いて午前中にはこんな風に花が閉じる。)


(▲ナスにも花が咲いた)

夏、実習用の畑では徐々に収穫が始まりました

7月下旬から8月初め、自然菜園講座はサマータイムになって、朝早くからみんなで草刈り
この時期の草刈りは刈っても刈っても伸びてきて大変でしたが、みんなで作業をすると不思議と苦にはなりませんでした。
実は、自然菜園ではこの草も大事な野菜の糧。
ちゃんと役割があるのです。
草マルチといって刈った草を野菜の周りに敷いて夏の時期は暑さや乾燥から野菜たちを守ってくれます。
「雑草=いらないもの」ではない、モノの見方が1つ、変わりました。

このころになると収穫できるものも増えてきました。
実習用の畑で収穫、自宅に持ち帰っていただきます。


(▲手前から、バターナッツカボチャ、ズッキーニ、トマト、オクラ、小さなナス、キュウリ)


(▲実習用の畑で育ち始めたトウモロコシ)


(▲スイカはまだまだ小さかった)


(▲マクワウリ。このマクワウリがとてつもなく美味しかった。)

この頃の自宅菜園ではピーマンとナスにカメムシが大量についてしまいました。
地道に吹き飛ばしたり、庭で見つけたカマキリを連れてきたりと、大変な時期でした。
それでも殺虫剤の類は使わず、学校で学んだストチュウ水(お酢、木酢液、水を1:1:1で混ぜたもの)だけを使って耐えるという日々。

一方で、キュウリがすくすくと育ち、毎日、毎日、何本も収穫することができました。
少しでも収穫が遅れると大きくなり過ぎてしまうくらい、キュウリはよく育ってくれました。
こんなにキュウリを食べた夏はなかったくらいです。
※採れ過ぎたせいか、写真を撮るのを忘れてしまいました。

9月、実習用の畑の収穫は続きます

9月に入って実習用の畑では収穫が増えてきました。
一方で、自宅から遠いこともあって毎日畑に通うことができなかったので、収穫時期を逃してしまい、無駄にしてしまった野菜もたくさんありました。
これが大きな反省点
少し小さくても収穫してしまうか、もっともっと頻繁に畑に通うかするのがよかった。。

このころ、自宅菜園ではレタスやキャベツを育てた跡地に白菜の苗を植えました。
これが後々、うれしい結果に繋がっていきます。


(▲9月、実習用の畑から収穫。紫の細長いのはササゲ)

10月、未来のための大事な仕事、夏野菜の片付け

10月に入って、実習用の畑ではジャガイモ、サツマイモを収穫しました。

そして、夏の間、お世話になった収穫を終えた夏野菜の片付け

「夏野菜の片付け」?といわれてピンとこなかったのですが、これが来年の畑のために必要な仕事です。

夏野菜は枯れてしまうと土に還りにくいので、霜が降りる前(長野県だと10月25日だそうです。)に細かく切って米ぬかをふりかけ、畑の土に還します。
これが畑の土を良くして次に育つ野菜のためになるそうです。

野良(のら)仕事、竹内さんから教わった「野(の)を良くする仕事」の1つです。

学校での実習のあと、自宅菜園でも夏野菜の片付けを実践しました。

10月、自宅菜園、サツマイモの収穫

10月には自宅菜園のサツマイモ専用区画の収穫もしました。
霜が降りてしまうと真っ先にやられてしまうのがサツマイモ
最も寒さに弱い野菜だそうです。

サツマイモは収穫時にキズを付けてしまうとそこから腐ってしまうそうです。
スコップなどは使わず、自分の手で丁寧に掘り上げます。
記憶にはもうないですが恐らく子どもの頃にはやったであろうサツマイモ掘りをこの日、体験しました。


(▲自宅菜園のサツマイモ。2,3日天日干しして1か月から2か月新聞紙にくるんで保管、熟成させる)

この夏、大量のカメムシに付かれていたピーマンも無事に最後の収穫が出来ました。
※ナスも収穫できました。
あんなに付いていたカメムシはいつの間にやらすべてどこかに消えていて、野菜への影響はありませんでした。

11月、自宅菜園、越冬野菜の植え付けと最後の大物を収穫

11月に入って自宅菜園に玉ねぎを植えました。
玉ねぎは苗のものとリベンジ玉ねぎ(竹内さん命名)
リベンジ玉ねぎは去年、10円玉くらいの大きさくらいにしか大きくならなかった玉ねぎのこと
これを苗のように植え付けて育てようというものです。
まさに今年、リベンジを果たそうというものです。


(▲リベンジ玉ねぎ)


(▲玉ねぎの苗(手前)を植えた自宅菜園の様子)

そして最後の嬉しい大物の収穫がありました。
自宅菜園の白菜です。
こんな大きな白菜が自宅菜園で収穫できるとは!春には思ってもみなかった結果が最後に待っていました。
この白菜はスーパーで買う白菜とは全く違っていて、青葉がシャキシャキ、弾力がありました。
あっさりとした昆布で出汁をとってシンプルにお鍋で食べました。


(▲大きく葉を広げ結球した自宅菜園の白菜)

自宅菜園の半年間を振り返って、そして来年の目標

野菜を育てることについては超初心者
最初に選んだのが肥料も農薬も使わない自然農法

周りの方には肥料を使うことを勧められました。
それでも使わず、竹内さんから学んだことをちょっとずつやってみて半年間が過ぎました。
1年目の今年は失敗もありましたが収穫できたものもたくさんありました。
これはよい苗に恵まれたこと、前の住人さんがよい土づくりをしてくれていてそのたくわえが自宅菜園にあったこと
私たちの力ではない要因がたくさん重なった結果だと思います。

来年は今年学んだことを振り返りながら引き続き自宅での自然菜園に取り組みたいと思います。

ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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