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スラムダンク×マネジメント目線=これからの組織運営に必要なヒント

こんにちは。

今回は久しぶりの本の紹介です。
本と言っても今回は漫画です。
しかし漫画も侮れません。

今回紹介する漫画は「スラムダンク」
日本、いや、世界でも知られている名作です。

外出自粛要請が出されて家で過ごすことが多くなったせいか長い間眠っていた本を読む機会が増えました。
そうした中、改めて読み直したのが「スラムダンク」です。

スラムダンクをマネジメント目線で読んでみるとこれからの組織運営に必要なヒントが散りばめられていた

私が持っているスラムダンクは「2000年29刷」のものでした。
20年も経過していることにまずは驚きです。
自称ミニマリストの私がこれほどの長い期間持っている本は珍しく(以前紹介した松波弥太郎さんの本も長く持っている本の1つです。)、自分でも思っている以上に気に入った作品なんだなぁと改めて思います。

前回読んだのがいつだったのか思い出せませんが、今回読んでみると職場での立場も変わったからか(現在は管理職です。)見方がガラリと変わりました。
これまではどちらかというとプレーヤーである桜木花道をはじめとした個性派ぞろいの選手目線で読んでいました。
ところが今回はマネジメント目線、つまり安西先生の目線で自然と読んでいました。

県大会を突破して全国大会へ進んだ湘北高校バスケット部
全国大会の初戦の豊玉高校、2回戦の王者山王工業高校との対戦
いずれも全国大会の常連高校、特に山王工業は高校バスケットボール界の王者で、湘北にとっては相当格上の相手です。
こうした大きな課題に挑む選手たち
その選手たちに対する安西先生の言動の数々
安西先生の言動をマネジメント目線で読んでみると日々の社会人生活の中で活用できる様々なヒント、気づきを得ることができました。

それぞれの選手の適性を見極め、適材適所を実行する

それぞれの選手の性格をきちんと把握し、それに合った言葉をかけて選手のモチベーションを引き出す

控え選手の性格、適正も把握し、適時適切な選手交代を実践する

マネジメントだけではなく時には自分の気持ちも伝える

これらを決して饒舌にではなく的確に端的な言葉で伝えている

 

私たち管理職は部下職員とどう向き合うのか

私たち管理職は部下職員のいいところ、悪いところ(課題となるところ)を見ています。
そして、どちらかというと課題や苦手を克服させようと働きかけてきたと思います。
それは間違っていたわけではありません。
課題を克服し、成長につながることもあるから。
しかし、これからのマネジメントはその人の長所をいかに活かして延ばすのかに注力するのがよいのではないか。
そんな風に思うようになってきました。
若手の伸び盛りの部下職員であれば、新しいことをどんどん吸収して課題を克服していけるのかもしれませんが、必ずしもそんな人ばかりではありません。
会社にはどうしても苦手なことやできないこと、新しいチャレンジには消極的な人は必ずいます。
全員がオールマイティな人材になる必要はなく、それぞれがその特性を遺憾なく発揮してチームとして活躍できれば成果が出るのではないか。
湘北高校バスケ部は個性的な選手たち(問題児集団)の集まりですが、彼らの特性をきちんと見極め、その長所を伸ばしてあげられる安西先生のマネジメントは今後の組織運営のヒントがたくさん詰め込められていると感じました。

 

 

ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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