採用面接官必見、面接官が心得ておきたい10のポイント

こんにちは。
私は普段会社員をしていますが、そのキャリアの中で最も長いのが人事関係の仕事です。
今回は人事関係の仕事の中でも大事な仕事の1つ
採用時における面接について面接官が心得ておきたいポイントをまとめてみました。
これまで新卒を中心に数百人の面接を担当してきました。
いずれも採用するかどうかの最終決定に関わる面接の場面です。
こうした経験を重ねていく中で気が付き、心がけてきたポイントがいくつかあります。
これらのポイントは私が面接官をする際に気を付けていること、そして一緒に面接官を担当する社内の担当者にお願いしていることをまとめたものです。
業種が異なっても面接官が心得ておくべきポイントは大きくは違わないと思います。
また、コロナウイルス感染症の影響で採用活動に変化が起こり面接もリモートでという企業もあるかと思います。
面接官が心得ておきたいポイントはリモートでも共通するのではないかと思います。

採用面接官必見、面接官が心得ておきたい10のポイント

採用面接官が心得ておきたい10のポイントは次のとおりです。

  1. 面接は受験者に話をしてもらう場です
  2. 話しやすい雰囲気づくりに細心の注意を
  3. 面接の時間は目の前の受験者に集中してください
  4. 相槌は意識してしましょう
  5. アイスブレークをするなら適切な話題を
  6. 話題の順番にこだわらない
  7. 志望動機を述べてくださいという質問には意味がない
  8. 5W1Hを意識してエピソードを話してもらう
  9. 受験者と面接官との間に上下の関係はない
  10. 傾聴とは何ですか

それでは順番に詳しく話していきます。

1 面接は受験者に話をしてもらう場です

面接の場は受験者と面接官との対話の場です。
面接官にとっては受験者の人となりを知るため、受験者にとっては自らをアピールする場です。
こう考えると受験者にたくさん話をしてもらう必要があります。
面接官が話している時間が多い面接では受験者の人となりを知ることができません。
そうすると質問は自然とオープンクエスチョンとなるはずです。
一方で、近年の面接では受験者にとっては自らをアピールする場であると同時にその会社を知るための機会の1つとなっています。
面接官が自らの会社の魅力をアピールするための話題であれば、話す分量はこの場面では逆転します。
話題に応じて臨機応変な対応が必要。
こういうと難しく思われるかもしれませんが、私たちの日常のコミュニケーションと同じだと思います。

2 話しやすい雰囲気づくりに細心の注意を

面接をこのように定義すると必然的に面接官がするべきことが見えてくると思います。
面接官のやるべきことは話しやすい雰囲気を作ること。
受験者がアピールしたいことを充分に話せるような雰囲気を作り出し、サポートすることが大切です。

3 面接の時間は目の前の受験者に集中してください

質問した後、メモを取るのに必死で受験者の顔を見ていない。
自分が質問したのに下を向いてずっとメモをとっているのはもってのほかです。
面接はあくまでも受験者との対話の場です。
質問をした以上その答えは全力で聴いてください。

4 相槌は意識してしましょう

いくら話を聴いていても「聴いていること」が相手に伝わらなければ全く意味がありません。
普段よりも多く相槌を打つつもりで面接に臨んでください。
相槌は「はい」ばかりではありません。
頷きも含めていろんなパターンの相槌をしてください。
相手の話をよく聴こうと思えば自然と相槌はできるはずです。

5 アイスブレークをするなら適切な話題を

面接の冒頭、受験者の緊張を和らげるためにアイスブレークを行うことは効果的です。
が、その際には適切な具体的な話題を選んでください。
ただ単に「緊張していますか。」「緊張せずにリラックスしてお答えください。」というだけではアイスブレークになりません。

6 話題の順番にはこだわらない

面接は対話の流れが大切です。
「この話題は後で聴くから」とこだわるとせっかくの会話の流れが途切れてしまいます。
特に複数の面接官でチームを組んで面接する際には注意が必要
この話題は他の人が聴くからと役割分担にこだわっていては話の流れを途切れさせてしまいます。
話題の順番、面接官同士の役割分担にはこだわらず、話の流れを大切にしてください。

7 志望動機を述べてくださいという質問には意味がない

ただ単に「志望動機を述べてください」という問いは時間の無駄です。
受験者は準備してきた内容又は履歴書に書いた応募動機ををそのまま話すだけです。
そうなると面接の目的である、応募者(受験者)の人となりを知るための情報を得ることはできません。

8 5W1Hを意識して受験者のエピソードを話してもらう

一問一答式の面接を行う面接官がいます。
これでは受験者のこれまでの経験や行動を知り、その人の人となりを知ることは難しいです。
報連相で行われている5W1Hを意識して受験者が経験したエピソードを掘り起こして話を聴くと、どんな場面でどんなことに直面し、どう考えてどのような行動を行ったのか、そこから何を学んだのかを聴くことで1つのエピソードからたくさんの情報を得ることができると思います。

9 受験者と面接官との間に上下関係はない

当然ですが、受験者と面接官との間に上下の関係はありません。
雇ってもらう方、雇う方という意識がどこかにあると自覚しているか否かにかかわらず、態度や言葉の端々にこうした意識がにじみ出てきます。
あくまでも対等の関係であることを忘れず、一社会人同士の対話であることをわきまえましょう。

10 傾聴とは何なのかもう一度考えてみましょう

私たち管理職はコミュニケーションについて学ぶ機会が多いと思います。
そうした中で「傾聴」についてはその重要性をいろんな場面で学んできたと思います。
普段、部下職員との間では「傾聴」一辺倒では業務が進みません。
時には相手の話を遮って指示を出したりすることもあります。
ところが面接の場面では違います。
「繰り返す」「まとめる」「心情を汲み取る」
この3つを行って傾聴してください。
こうすることで話している受験者は話をしっかり聴いてもらえていると感じ、もっと話をしてくれると思います。

最後に

今年の採用活動はこれまでにない活動になり、人事担当者の悩みは尽きないものと思います。
そんな中でも新しことにチャレンジし、エラーを重ねながら試行錯誤している同じ人事担当者のみなさまに向けて何かお役に立つことはできないかと考え、今回の記事を作成しました。
この記事がこれから面接官を担当するすべての人事担当者のお役に立ち、よりよい採用活動の一助となれば幸いです。

これから面接を受ける方はこちらも併せてどうぞ

週末フォトグラファー/ミニマリスト  単焦点レンズ好き/使用カメラはNikonD750

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