【サラリーマンの移住計画】中古不動産の購入について

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このサイトでは「写真撮影は難しいことは考えずただただ楽しめばいい」をモットーに旅行や散歩で出かけた場所で撮ってきた写真を紹介しています。

今回は写真ではなく移住のお話です

突然ですが、いちサラリーマンである私、遠く離れた地方に中古不動産を購入することになりました。
移住計画の1つです。
というか、大きな一歩を踏み出すことになりました。

移住しようと思ったきっかけは、旅行先での出来事です。
コロナの第一波が終わってGoToトラベルと言われていた2020年の秋
妻が前々から行きたいと言っていた宿に2泊3日で出かけたときのことです。
妻からは「移住もいいね」「土の近くで生活したいね」と提案されていたのですが、定年退職した後だろうなと漠然と思っていました。
ところが、「ここやったら住んでもいいかも。」というレンタカーの運転席からの景色を見て思わず漏らしたこの言葉がその後の流れを決めました。
その直後に出会った方の生活スタイル、考え方に影響を受けて、さらにその気持ちを後押ししてくれました。
ここからの展開は思いもよらないスピードで進んでいくことになります。

移住に向けて最初にしたこと

その旅から戻った後、希望する地域の不動産情報を掲載しているサイトを早速お気に入りに登録しました。
それからはほぼ毎日、中古物件や賃貸物件をチェックしていました。

毎日チェックしていると大体の相場感や地域による価格の差がわかるようになりました。
また、一度旅行で訪れておおよその場所がわかるので、あの時に通ったあそこの辺りだなというのも想像できました。
よくわからない場所はグーグルマップのストリートビューを活用し周辺も含めてどんな場所なのかをじっくりと見ていました。
これらは一見、大変な作業のようですが、週末は不動産サイトとグーグルマップで物件を見ながら旅行をしているような気分で楽しんでいました笑

チェックした物件の場所を実際に見に行ってみる

こうして日々物件をチェックしてグーグルマップで場所を見ていましたが、1度しか現地に行っていないので知らない場所もたくさんありました。
そこで2021年9月にチェックしていた物件の場所や周辺の雰囲気をリサーチするために再び現地に行ってきました。
この現地調査に向けては、日々グーグルマップにフラグを立てていました。

このときは不動産屋さんに連絡はせず(ぐいぐい営業されはしないかと怖かったので)、紹介されている気になる物件(場所がわかるものもあればおおよその場所までしかわからないものもあります。)、よく売りに出ている地名の場所を自分たちだけで見に行きました。

「この辺りは開けていて景色がいいな」とか、「この辺りは家が集まっていて昔ながらの集落の感じだな」とか、実際に訪れての肌感覚を味わうことができました。

気に入った物件はある日突然現れます

現地調査から戻って一週間、日課のようになっていた不動産サイトのチェックをしていると「これは!」という物件に出会いました。
早速、妻にもリンク先を共有していたのですが特に反応はなかったです。

ところが、1,2日後、仕事中に妻からラインで「前に言ってた物件、いい!」という連絡が。
私が気に入りそうな物件があったよと言ってからすぐには見ていなかったようですね笑

その日の帰宅後、早速家族会議。
この時点で妻はすでに仲介の不動産屋さんに連絡をしていたようで、建物内部の写真が準備でき次第送ってもらうことにしていたようです。
私たちがサイトを見た時点では、情報として出ていたのは建物の外観と簡単な間取図と現地の地図の3つの情報のみ
建物内部の状況はどうなっているのかわかりませんでした。
妻は不動産屋さんに連絡する前にグーグルマップのストリートビューで建物周辺を何度も見たようです。
その上で不動産屋さんに連絡したようでした。

家族会議で現地に見学に行くことに決定

帰宅後の家族会議ではほぼ即決で「一度現地を見に行こう!」というものでした。
早速不動産屋さんに連絡して「この週末でもいいので」と内覧を申し込みました。
これは木曜日の出来事です。
不動産屋さんと売主さんのお取り計らいで3日後に迫った週末に見せていただけることになったのです。

不動産の内覧までに準備したこと

現在住んでいる自宅マンションは中古で購入したのですが、中古の一戸建てを購入した経験はありません。
そこで、内覧当日までに中古不動産を購入する場合に注意するべきポイントを調べました。

  • ホームインスペクション(住宅診断)がおすすめ
  • 登記簿のチェック、所有者はもちろん、担保に入っていないか乙区欄も要チェック
  • 外壁や基礎にひび割れがないか
  • 天井に雨漏りのシミがないか
  • 床がふわふわしていないか
  • 建具はスムーズに動くか
  • 一般的な契約までの流れの確認
  • 適正な価格の調査(住所から周辺の坪単価を調べてみました。)

こうしたことを調べておいて、いざ、内覧へ

不動産の内覧は日帰りでした

内覧の申し込みから3日後、関西から片道3時間ほどかけて内覧に行きました。
売主さんも遠方の方(相続で取得、2年ほど管理してきた物件でした。)だったのですが、日程を合わせてくれて急きょ、予定を入れてくれたのです。

今回の物件は専任媒介の不動産さんもまだ内部を見ていないらしく、お電話した時点ではまだ鍵を預かっていなかったそうです。

私たちは内覧してみてどうするか相談しようと夫婦で話していました。

結果は即断即決でした笑

内覧した結果、雨漏りの後なし、外壁には補修の後がたくさんあるが、室内の土壁(聚楽壁、京壁)にはひび割れが一切なし、建具はやや引っかかる箇所はあるが許容範囲、キッチンはかなり使い込んでいて入れ替えは必要

玄関を入った瞬間、想像以上に綺麗だったことが決め手だったと思います。

後は家財道具を片付けていただくお話の中で、暖房器具は必要だからとまだまだ新しい暖房器具を提供いただいたり、こちらの希望を聴いていただいて冷蔵庫やダイニングセットを譲っていただけました。
その後も私たちの意向を確認した上で扇風機や庭の脚立、物置まで譲っていただけました。
大変ありがたかったです。
今回は売主さん、不動産屋さんにとても恵まれたのだと思っています。

移住に向けた第一歩

移住に向けた第一歩として一戸建ての中古不動産を購入しました。

まずは移住して、賃貸に住んで、それから購入という手堅い計画でしたが、不動産を検索しているうちに、これは!という物件に出会い、いきなり購入することになりました。
ですのですべての方にお勧めできるような方法ではないと思います。
ただ、「これは!」と思う物件を見つけてからの展開はすごく早いと思います。
現在住んでいる中古で購入したマンションも似たような展開でした。
見つかってからはすごく早い。。
そう考えるとこれから不動産を探される方は「これは!」と思う物件に出会ったときにすぐに動ける準備をしておくのがよいのかもしれません。
それが私が経験したことから言えることです。

移住に向けた今後の展開について

今回は中古不動産の購入までの私の経験を紹介させていただきました。
実際の移住までには転職も含めたステップがまだまだたくさんあります。

今後の展開は引き続きこのサイトで紹介していきたいと思います。

移住を考えるきっかけとなった旅の記録はこちら

 



ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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