枝垂れ桜が見事な京都の桜の名所、世界遺産醍醐寺の歩き方

こんにちは。
関西でも桜が満開を迎えています。
京都には桜の名所がたくさんあります。
毎年、この時期には必ず桜の名所へカメラを持って出掛けています。
今年は醍醐寺に桜を見に行ってきました。

醍醐寺へは地下鉄東西線が便利

醍醐寺へのアクセスです。
バスでのアクセス方法もありますが地下鉄の利用が便利です。

京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩10分

※地下鉄東西線にはJR京都駅から1駅の山科駅からの乗り換えが便利です。

世界遺産醍醐寺の歴史について

醍醐寺は平安時代の874年に創建されたそうです。
応仁の乱でそのほとんどが焼失してしまったそうで、その戦火を免れたのは唯一五重塔だったそうです。
この五重塔は京都で一番古い木造建築です。
醍醐寺が焼失した後も醍醐は桜の名所だったそうです。
その醍醐寺の再建にあたったのが安土桃山時代の豊臣秀吉でした。
桃山時代の1598年には豊臣秀吉が「醍醐の花見」を開いています。
この花見のきっかけとなったのが1596年にあった慶長伏見の地震です。
この地震で当時政治の中心だった伏見城も被災して多くの方が亡くなったそうです。
震災後、豊臣秀吉は周囲の人々が臥せっているのを元気づけようと花見を企画したというわけです。
そうして1598年に「醍醐の花見」が開催された。
この年の夏に豊臣秀吉は亡くなってしまいますのでまさに最後のお花見だったんですね。
※醍醐の花見:畿内から700本の桜を移して数百人の人を呼んで行った花見

醍醐寺には見どころがたくさんあります

醍醐寺の境内は広大
「伽藍エリア」「三宝院エリア」「霊宝館エリア」に分かれています。
参拝料は1500円
少し高いですが3つのエリアはいずれも見ごたえがあります。
「伽藍エリア」は五重塔が見どころ
京都府下で最古の木造建築です。
弁天池のほとりの桜も見どころです。
「三宝院エリア」は醍醐寺の座主が居住する本坊があった醍醐寺の中心地
秀吉の「醍醐の花見」をきっかけに整備された場所でもあります。太閤しだれ桜もここにあります。
三宝院の庭は秀吉が設計したそうです。
「霊宝館エリア」は醍醐寺の寺宝が展示されています。五大明王の木像は迫力があって圧巻です。

醍醐寺の散策は午前中がおすすめ

醍醐寺の拝観時間は午前9時からです。
10時を過ぎると人が多くなってきましたので早めの時間に行くのがいいかと思います。


(▲午前9時頃の醍醐寺総門。ここが入り口です。まだ人は少なめ。この門を入って左手にチケット売り場があります。)


(▲総門前の枝垂れ桜。7咲き。※4月3日撮影)


(▲仁王門。この奥が「伽藍エリア」です。)


(▲「伽藍エリア」にある枝垂れ桜の巨木。今年観た枝垂れ桜で一番背が高かったです。)


(▲背は高いですが、桜の花はこれくらい。小さい可愛らしい花でした。)


(▲伽藍エリアの見どころの1つ、五重塔)


(▲弁天池の白い桜。ちょうど鷺が飛び立っていきました。)


(▲三宝院エリアにある太閤しだれ桜。2018年の台風で一部が折れてしまったそうです。それでも花を咲かせてくれていました。)


(▲霊宝館エリアの枝垂れ桜。)


(▲霊宝館エリアにも枝垂れ桜の巨木がありました。)

醍醐寺はたくさんの枝垂れ桜がありました

醍醐寺には大きな枝垂れ桜がたくさんありました。
これほどたくさんの枝垂れ桜を一度に見ることができる場所は他にはなくて、枝垂れ桜を見たい方にはおすすめの場所です。

※2019年4月3日撮影

ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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