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fotoshinさんの冬の写真撮影ワークショップに参加してきました

simple cameraにお越しいただきありがとうございます。
このサイトでは難しいことは考えず写真撮影は楽しむことを大切に!をコンセプトに旅行や街歩きで撮影してきた写真をたくさん紹介しています。
旅行に持って行く交換レンズの話やNikonのこのレンズを使うとこんな写真が撮れますよなどなど
私と同じように写真撮影を楽しんでいるみなさんの参考になればと思い情報を発信しています。

fotoshinさんの冬のワークショップに参加、舞台は厳冬期2月の志賀高原です

今回は以前からYouTubeでよく見ていた「fotoshin channel」のfotoshinさんが主宰するワークショップに参加してきました。
fotoshinさんは志賀高原を中心に自然の風景を撮影したりカメラの機材を紹介したりする動画をYouTubeで発信してくれている方です。
fotoshinさんの運営する「fotoshin channel」を通じてワークショップの存在を知り、参加することにしました。

ワークショップの舞台は厳冬期2月の志賀高原

冬の志賀高原に行くのは学生時代のスキーツアー以来です。
今はもうスキーウェアも持っていません。。

そこで昨年12月ごろからこの日のために「雪山に写真撮影に行くには何が必要なのか?」いろいろ調べたり、
前回の記事で紹介したとおり雪山の予行演習として入笠山にも行ってきたりと準備は万端
もちろん雪山撮影の準備に当たっては「fotoshin channel」の動画も参考にさせてもらいました。

ワークショップ当日、スタートは夜明け前の早朝5時でした

ワークショップのスタートは朝の5時でした。
夜明け前に集合です。
この日の天気予報は午後から下り坂
しかも例年よりも気温が高く雪ではなく雨の予報でした。

そこで前日、主催者であるfotoshinさんから連絡がありました。
集合時間の午前6時30分を前倒しにして
天気のよい朝、午前中を中心に撮影をすることにしよう
そのために集合時間を早めることはどうかとの連絡です。

この提案に私を含め参加者全員の賛同が得られ集合時間が早くなりました。
これが大正解でした!
天候を見ながら臨機応変にスケジュールを組み立て直してもらえたことに感謝しています。

集合場所から参加者全員でfotoshinさんの車に乗り換え、最初の撮影場所に向かいました。

最初の撮影場所、暗闇の中を登ったその先に待っていたもの

最初の撮影場所の近く?駐車場に到着
ここからはスノーシューを履いて斜面を登っていきます。
そろそろ空が少し明るくなってきてはいましたが足元はまだまだ暗く、ヘッドライトが必要でした。
この暗闇の中、急な斜面を登った先には今まで見たことがないような世界が広がっていました。

斜面を登り切った直後、背後の山から太陽が昇り、あたり一面がピンクの世界に一変しました。

この風景を見てfotoshinさんも大喜び!
スノーシューを履いたままの格好で私たちを置いて走り出すほどでした。
fotoshinさんの目の前のこの風景を心から楽しんでいる姿がとても印象的でした。

空がピンクに染まった瞬間もあっという間
この瞬間にこの場所まで参加者のみなさんと来れたことがとてもありがたかったです。


(▲プリンのような黒姫山も眼下に見えました)


(▲志賀高原のシンボル、笠岳の山頂を朝陽が照らしていました)

朝の撮影を楽しんだ後、夜明け前に暗闇の中登った坂をみんなで下りました。
朝は無心で登っていましたが、結構な坂を登ってきていたことに気が付きました。

そして次のポイントに。小さな場所にも綺麗な風景があります

車に戻って次の撮影ポイントへ向かいます。
車の中ではいろんな話も聴けました。
SNSが進歩して志賀高原も以前に比べてたくさんの人が訪れるようになったそうです。
そうすると良いことだけではなく、悪いこともあって、今まで人が入らなかったような場所にも人が入るようになってしまうことが増えたようです。
SNSの発信であっという間に場所が特定され人であふれてその風景が変わっていく。
そんなことが日常茶飯事となってしまっているようです。
私もその一端を担っていることが否定できないなと思いました。

次の撮影ポイントに行く道すがら、凍った水たまりを発見しました。
実はここにも小さな風景があったのです。
意識していないと見逃してしまいそうな水たまり
一見なんの変哲もない水たまりの中にも風景が存在することに改めて気が付きました。

前ボケは何のためにあるものか

次の撮影ポイントで撮影していると自分が撮りたいものの前にどうしてもイタドリ(タデ科の多年草)の茎が入ってしまいます。
そこで迷わず、イタドリの茎を前ボケにして白い雪の表面と白樺の幼木を撮影していました。

ところが・・

「前ボケに向いている被写体と向いていない被写体がある」
「前ボケにも意味がある」
ということを教わりました。

言われてみればそのとおりです。
カラフルな花が前ボケで入っている写真を見ると綺麗だと感じます。
でも茎がごちゃごちゃしているものが前ボケに入っている写真を見ると違和感がある。
確かにそうでした。

そして「意味のある前ボケ」
ピントが合っている被写体と前ボケになっている被写体との間に何らかの関係性があればその写真の見え方がまた違ってくる(後ろボケでも同じ)。
これを向かい合って立つ二人の人物の撮影をしながら説明してもらいました。
これも納得の内容でした。

お昼の前にもう一か所、そしてお昼の後は二か所、志賀高原を堪能しました

お昼の前にもう一か所、滝のある場所に連れて行ってもらいました。
ここでもスノーシューを履いて歩きます。
気温が上がって来ましたのでこの頃にはみなさん薄手、fotoshinさんはなんと半袖でした笑

天気も持ってくれて日差しが森の中に差し込んで白い雪の上に木の影を落としてくれて見ていて、撮影していて楽しかったです。

昼休憩後の午後からも雲はだんだんと増えましたが時折太陽が顔を出してくれて撮影のチャンスに恵まれた一日でした。

 

ワークショップに参加してみての感想

ワークショップ、寒い志賀高原で自分に撮影ができるのか心配、でも楽しみの方が大きかったのですが、
参加してよかったです!
fotoshinさんは丁寧に、そして具体的に個別指導してくれて満足度の高いワークショップでした。

どんな感じですか?撮れてますか?と声を掛けてくれて恥ずかしながらも撮影した写真を見てもらってポイントをアドバイスしてくれるといった感じです。
このワークショップでは、恥ずかしがらずに自分が撮った写真を「どんどん見てもらった方がよい!」と思います。
自分の撮った写真を目の前で見てもらいその場でアドバイスがもらえるってなかなかない貴重な体験ですから。
そしてアドバイスを受けてその場でまた実践できる。
自分で気が付かなかったことに気が付くヒントをたくさんもらうことができました。

SNS全盛期
目の前に広がる風景を撮影するのもいいですが、例えば自分の足元にも小さいですが大きな世界があることにほんの少し気が付けた一日でした。

ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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