【早期退職と移住】自宅マンションの処分、売るのか、貸すのか?
simple cameraにお越しいただきありがとうございます。
このサイトでは撮影してきた写真をたくさん載せて紹介しているのですが、今回は移住に向けたお話です。
私、この3月末に25年勤めた役所を早期退職しました。
そしてこの5月には二拠点生活を送っていた長野に移住します。
いま決まっていることはそれだけでそれ以外は何も決まっていません。
写真の雪景色のように真っ白です。
でもどうにかなるかなと楽観的に考えていて、こんな心構えでよいのでしょうかね?
将来のことはさておき、
今回は移住準備の1つ、現在の住居をどうしたかについて、私が考え、経験したことについての記事です。
これから移住を検討されている方の参考になれば幸いです。
移住に当たって自宅マンションをどうするのか
移住に当たって自宅マンションをどうするのかを考えたとき
最初に考えたのが持ち続けてどなたかにお貸しする、賃貸物件として保有し続けることでした。
自宅マンションは9年前に中古で購入したもので、駅も徒歩圏内、どこに行くにも便利な場所、広さも眺望もよい、とても愛着のある気に入ったマンションでした。
手放すには惜しいと思い、安易に賃貸に出して保有し続けようと考えていたのですが、現実はそうはいきません。
まずは賃貸に出すとどれくらいか不動産会社に問い合わせ、おおよその賃料を確認しました。
そして他人に貸すにはどこを修繕するべきか冷静に見てみました。
客観的に自分のマンションの設備を見てみると、築17,8年にしては綺麗だけれども他人にお貸しするには直すべきところも結構あることに気が付きました。特に水回り。
そう思うと最初の設備投資にある程度の金額も必要になってきます。
収入として月々の賃料
支出として、リフォーム費用、月々の修繕積立金、固定資産税(都会はとにかく高い!)
これらを一覧表にして、年間収支をシミュレーションしてみました。
シミュレーション上は年間収支プラスにはなるものの、そう大きくはなく、
一方で、空き家になるリスク、修繕積立金の値上がりの可能性、賃貸中の各種不具合対応(これは一定程度、管理会社にお願いできるようです。)など、
マイナスの要素も考えると、このまま持ち続けることに疑問を持つようになり、私たちは売却という選択肢をとることにしました。
一度、おおよその数字でシミュレーションしてみたことが冷静に数字でみることができてよい判断材料になったと思います。
マンションへの思い入れのみで決めてしまわずによかったと思っています。
そして後日談
マンションを売却して移住し、半年が経過しました。
売却したことに後悔はまったくありません笑
なによりも気持ちや意識が完全にこちら(移住先)に向けることができていることがよかったと思っています。
今でも地元関西は大事な場所ですが、マンションを保有して人にお貸しし、これを管理するとなると気がかりなことが多くでてきたのではないかと思います。
私たちにとってはよい選択ができたと思います。
以前書いたように数値化して客観的に見てみることが大事です。
そして、保有しつづけるマンションの管理にも意識を向けることについて心の余力ががあるかどうかも考えてみる必要があると思います。
もちろんよいマンションの管理会社もあるとは思いますが、よい会社、よい担当者に恵まれれば助かりますがそこは一発で巡り合えることもあるでしょうし、紆余曲折もあるのではないでしょうか。
それでもいろんな問題の最終判断はあくまで所有者である自分です。
こうした管理にかかる精神的なコスト面も考慮の上、最終的に判断されるのがよいのではないかと思いました。
(2023年12月加筆)
最後までご覧いただきありがとうございました。
引き続き「早期退職と移住」について私が経験してきたことをこのサイトでも紹介していきます。
記事に対する感想やこんなことを聞いてみたい!ということがありましたら、メッセージをいただけると嬉しいです。
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