【ニコン写真講座】自然光で撮るポートレート写真講座に参加してポートレートのコツを学んできました
こんにちは。
私は風景写真を撮ることが多いのですが人も撮れたらいいなと以前から思っていました。
人を撮影するときにどんな指示やどんな声掛けをすればいいのかがわからず「ポートレート撮影は難しい」と思っていてなかなか手が出せずにいたという感じです。
そんな私がニコンカレッジが開催している1回完結の講座「自然光で撮るポートレート」講座に参加してきましたので、この時の様子を紹介したいと思います。
プロの写真家が指導。モデルが2人も来てくれます。
講座は午後2時から4時までの2時間
大阪市内の公園に集合でした。
今回の講師は西村優子さん。フリーランスの写真家の方です。
モデルはモデル事務所からお2人、事務所の担当者の方お2人と来ていました。
講座の流れはこんな感じです。
〇集合。点呼。今回は15人が参加でした。
〇西村先生から光の当たり方(順光と逆光)の説明。
〇さまざまなシチュエーション(6から7つのシチュエーション)での撮影。その都度、撮影のポイントを教えてくれます。
〇まとめ。解散。
光の当たり方と背景への配慮について
始めに西村先生から被写体(今回はモデルさん)への光の当たり方についての説明がありました。
順光(太陽の光が被写体の正面に当たっている状態)、逆光(太陽の光が被写体の後ろから当たっている状態)についての説明です。
この日はくもり
太陽が出ていないので「順光」「逆光」に関係なく被写体にまんべんなく光が当たっている状態
条件的には撮りやすい状況でした。
そして「背景」が大切
公園での撮影でしたので、背景には木や街灯がたくさんあります。
これらがモデルさんの頭の上にこないように(頭の上から木や街灯がニョキっと出ている状態にならないように)カメラマンが動いて撮りましょうというアドバイスでした。
『ワンポイント』*モデルさんを動かすのではなく、まずは自分が動くこと*
(▲撮影風景。参加者が2つの班に分かれて交代しながら撮影していきます。)
奥行き感を意識した撮影
次は公園の奥行き感を意識した撮影
これも背景に関係しますが、緑の背景が濃い目の色だったので(これを背景にするとどうしても暗めになってしまう)、広い公園の奥行が出るようモデルさんの立ち位置を決めて撮影したり、公園内の小道や小川の曲線の「その奥」を意識して自分のポジションを決めたりなど、具体的なアドバイスをたくさんもらいながらどんどん撮影しました。
花や植物の位置を意識した撮影
冬の公園ですので咲いている花は少なかったのですが、そんな中でもどの位置にモデルさんに来てもらい、どの位置から撮影すれば花がたくさん入るのかを考えながらの撮影です。
ここでは「前ボケ」も使いました。
公園内を歩いてもらっての撮影
撮影場所となった公園は広い公園には一直線の長い小径もありました。
ここを歩いてもらっての撮影です。
参加してみてわかった「ポートレート撮影のコツ」
参加するまではポートレートといえば「シャッターを切りながら次々とモデルさんに指示を出して撮影していく」
というイメージでした。
それがどんな声の掛け方をすればいいのかわからず「ポートレートは難しい。。」と思っていました。
ところが今回の講座に参加してみると同じ参加者の諸先輩方も「こちらを見てくださーい。」の声掛けくらいで、そんなに頻繁に声を掛けたり指示をしている様子もありませんでした。
そして西村先生の動きを見ていて気が付いたこと
モデルさんを立ち位置に連れて行ったときにその場で指示をしていました。
撮り始める前にある程度どうしてもらいたいかをあらかじめ伝えておき(例えばジグザグに歩いてきて欲しいとか、途中で立ち止まって欲しいとか)そして撮影に集中する。
これでいいんだ!って思いました。
そして目線が欲しいときには「手を挙げる」というアドバイスもありました。なるほど。。。
講座に参加してみての感想
今回ニコンのポートレート講座に初めて参加しました。
講師の西村先生が思った以上にいろいろ説明してくれて、いろんな気づきが得られる講座でした。
準備が大切(どんな写真が撮りたいのかイメージしておく、撮影前にモデルさんにお願いしておく。)
現場で複数のシチュエーションを作る(これも下準備が必要かも)
被写体だけではない、背景への配慮を忘れない(自分が動いて試行錯誤)
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