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廃線するかもしれない大糸線で新潟県まで日帰り電車の旅

大阪から安曇野に移住して半年経ちました。
自宅の近くには大糸線という鉄道が通っていて、1時間に1度、遮断機の音と小さな電車が走る音が聞こえてきます。
短いときには2両編成、列車が田んぼの中を走っていく光景

この大糸線(松本駅から糸魚川駅)は、利用客が減少しているそうです。
特に南小谷駅から新潟県の糸魚川駅の間は、存廃の検討がされるなど存続の危機にあるそうです。

いつなくなってしまうのかわからない大糸線、今のうちに乗っておきたいと、糸魚川まで出かけてきました。
新潟県初上陸、どんな風景が待っているのでしょうか。

旅の目的、「大糸線に乗ること」と「糸魚川で寿司ランチを食べること」

今回の旅の目的は、「大糸線に乗ること」と「糸魚川駅で寿司ランチを食べること」

糸魚川まで各駅停車の旅、途中、停車駅で待ち時間もあります。

大糸線には信濃松川駅から乗車、南小谷駅まで行き(この間はJR東日本の管轄)、南小谷駅で乗り換えて糸魚川駅まで(この間はJR西日本の管轄)、およそ3時間の電車の旅です。

信濃松川駅を10時6分に出発、しばらくは田園風景が広がります。

そして、仁科三湖(木崎湖、中綱湖、青木湖)のそばを通って大町市を通過、白馬村に入ります。


(▲信濃木崎駅。ここから先、木崎湖、中綱湖、青木湖の順に湖のそばを列車が走ります。)


(▲こうやって眺めたい車窓の風景)


(▲仁科三湖のうちいちばん大きな青木湖)

信濃松川駅を出発して1時間ほど、白馬村を通過
車窓から北アルプスの山々が見えてきました。

白馬村を更に北へ進みます。

南小谷駅に到着、待っていたのは?

信濃松川駅を出ておよそ1時間半、南小谷駅に到着
ここで乗り換え
私たちを待ってくれていたのは1両編成のかわいらしい電車でした。

南小谷村を出発、旅の最終目的地へ

ここで30分ほどの待ち時間
そして電車はほぼ満席で出発しました。
ここからは山の間やいくつものトンネルを抜けていくルート、アルプスの山岳列車のよう。

もう1つの旅の目的、寿司ランチ!

南小谷駅を出発して1時間ほど、13時6分に大糸線の終着駅、糸魚川駅に到着しました。
南小谷駅での待ち時間の間に予約の連絡をしておいたお寿司屋さん、地魚料理「すし活」さんに向かいます。

ところがここでちょっとしたハプニング
駅前でタクシーに乗ろうと思ってたところ、タクシーが一台もありませんでした。。

すし活さんまで歩くと20分、ランチ営業の14時までに間に合うのか?微妙な時間。
今回は諦めてキャンセルしようとお店に連絡したところ、思ってもいなかった展開になりました。

電話に出てくれたお店の方がそれならばと駅前まで車で迎えに来てくれるというのです。
そんなのは申し訳ないと何度もお断りしたのですが、それでも迎えに来てくれると言ってくれました。
なんとありがたく、そして嬉しいことか。。

初めて来た新潟でとてもよい方、よいお店に巡り会うことができました。
すし活のみなさま、本当にありがとうございました。

そしていただいたお寿司、今まで食べたお寿司の中でいちばん美味しかったです。


(▲最初に出してくれたこの日に入ったカニ)


(▲左から、あばる、かんぱち、アラ、石だい、きじはた、甘えび、真いか、タコ)
(▲奥左から、しめさば、バイ貝、たまご)
※お店の方がメモに書いて出してくれました。これも嬉しいサービスでした。

ランチのあとは日本海展望台へ

美味しいお寿司を食べた後、再び駅前までお店の方が送ってくれました。

帰りの電車まで1時間ほどあったので、ここまで来たからには日本海を見て行こうと、駅から徒歩圏内のその名も「日本海展望台」へ


(▲信濃松川は標高565メートル、海抜5メートルの場所に来たんだなー)


(▲日本海展望台。堤防の向こうはもう日本海)


(▲佐渡方面)
展望台から見た日本海は少し時化っていました。
やっぱり日本海の気候は厳しそう。


(▲能登方面)

そして帰路、再び大糸線に乗車

大糸線に乗って糸魚川へ行き、お寿司を食べる
旅の目的を終えて、信濃松川へ帰ります。

大糸線、日帰りの旅を終えて

復路は乗り換え後の待ち時間が少なく2時間ちょっとで信濃松川まで戻ってきました。
今回は往復共に各駅停車を使いましたが、時間帯によっては南小谷駅までは特急列車を利用できる場合もあるようです。
大糸線からの車窓は田園風景、湖、山間や鉄橋、トンネルと、変化が沢山ある見ていて飽きない風景でした。
終点の糸魚川ではおいしいお寿司も食べることができ、よい日帰りの旅を満喫することができました。

ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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