広角好きが85mm単焦点レンズで風景写真を撮影してみた感想
旅行先できれいな風景を見たときに「この風景を写真でも残したい!」
と思って写真を撮る。
写真を撮ってて楽しいことの1つですよね。
広ーい風景を広ーく撮りたいと思うと広角のレンズが必要で、スマホも広角レンズを搭載したものがたくさんあります。
私も「広ーい風景を広ーく撮りたい」派で、広角レンズが大好きです。
そんな私が少し違った画角のレンズも試したくなって購入したのが85mmの単焦点レンズでした。
どれほど気に入るのか自分でもわからなかったので、ここは慎重にと、お手頃な中古のレンズを買ってみました。
ところがこのレンズで写真を撮っているうちに85mmのレンズをすっかりと気に入ってしまい、今はこれもまた中古ですが2台目の「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G」を使っています。
85mmの単焦点レンズで風景写真を撮影するとこんな写真が撮れます
85mmの単焦点レンズを使い始めてからは広角の24mmレンズと中望遠の85mmレンズの2本を持って出掛けることが多くなりました。
主な被写体は風景(都市、自然、建物)や街歩きスナップです。
風景を撮影するときは24mmがいいと思っていたのですが、85mmで撮影した風景写真の良さにちょっとはまっています。
Spring
Summer
Autumn
Winter
85mmのレンズを2年間使ってみて
85mmのレンズって風景撮影でも使えるの?
このレンズを購入する際に一番大事なポイントでした。
85mmの中望遠はポートレート撮影のためのレンズと思い込んでいたのです。
ポートレート撮影はほとんどしないのでいらないかもしれないと。
ところがポートレート撮影だけじゃなく、風景写真を撮ってみると広角にはないよさがあることに使い始めて程なく気が付きました。
同じ景色でも24mmとは全く異なる写真を撮影することができますよ。
24mmにはない良さってどんなところ?
「見せたい部分が明確になる」
広角で撮影すると目の前の景色の雄大さを写真に収めることができます。
広ーい風景を広ーく撮ることができます。
一方で85mmだとその風景の中で自分がよいと思った部分にフォーカスすることができます。
「目の前の景色とは異なった世界になる」
望遠レンズ特有の圧縮効果で、肉眼で見ている景色とはちょっと違った、目の前の風景をギュッと凝縮した写真が撮れると思います。
広角24mmレンズとの使い分け
85mmで風景を撮影するときのコツは1つだけ
「ちょっと離れた場所から撮影する」
24mmの広角レンズで撮影する場合は被写体との距離はあまり気にしていませんでした。
むしろできるだけ近づいて撮ろうとしていました。
85mmで撮る場合は撮りたい風景から距離を取って撮影するとちょうどよい具合に撮りたい部分が収まった写真になることが多いと思います。
例えば風景を俯瞰できる高台や展望台に登ったり、
それから人気の撮影スポットだと人ごみにまみれずに少し離れた場所から撮影したり、といった具合です。
風景写真に意外におすすめの85mmレンズのお話でした。
この記事へのコメントはありません。