大阪から1泊2日で行ける、山口県萩市への旅

3月末で会社を早期退職し、5月には長野に移住予定
大阪にいるうちに行っておきたい場所の1つが、山口県萩市でした。
関西から山口県へ行くのはなんとなく遠いイメージで、行ってみたいという気持ちはあったものの、なかなか足が向かなかったのが萩でした。
ところが長野に移住するとますます萩は遠くなり、次に行く機会がいつになるのかわからないという状況になってようやく行ってみることにしました。

そして行ってみたらとても興味深い萩の町
カメラを持って明治維新で活躍した人たちの生まれた街や城下町、そして萩城跡を散策してきました。

大阪から1泊2日の旅、萩へは新幹線と高速バスで

大阪から新山口まで新幹線で移動します。ここまではイメージしていたとおりです。
そしてここからどうやって行くのか調べたところ、高速バスでの移動でした。
新山口駅から萩市内へ、新山口駅前から高速バスに乗っておよそ1時間です。
思ったよりも近い?
そして大きな観光バスで、ゆったりと座れ、車内では快適に過ごせます。

新山口駅はシンプルかつおしゃれな駅でした。


(▲高速バス乗り場)

萩・城下町エリアを散策してきました

萩の城下町エリアは思っていたよりも広く、たくさんの遺構が残っています。
お城に近い方が敷地が広く、お城から離れると小さくなっていく。
そんなかつての身分の違いによる住む場所、家の大きさを感じました。

最初に訪れたのは桂(小五郎)さんの生家です。

こちらは高杉(晋作)さんの生家

公園には高杉さんの銅像がありました。

このあたりは商人のお屋敷

散策の途中、大きな神社に出会いました。
春日神社

萩城跡で意外な見どころを発見!

城下町を散策した後は、萩城跡に行きました。
城跡なので天守閣はないのですが、ここの石垣は見事でした。

そして思ってもいなかった景色も楽しめました。
それは「海」
地理的なことが頭に入っていれば当然わかったことかもしれません。
ところが萩までバスで山を越えて来たからか、お城の背後に山があったからか、
「海」の存在を完全に忘れていた私にとっては想像してなかった海の景色でした。
萩城は海に面した城だった。

天守閣の北側にある指月山(しずきやま)
この山の向こうは海
地元の人は萩城のことを指月(しずき)城と呼ぶようです。

今回思いがけず、海と石垣を一緒に見ることができました。
これだけでも今回の旅はよかったなと思える場所でした。

旅の2日目、松陰神社と伊藤博文邸、そして明倫館へ

2日目は松陰神社に行きました。
吉田松陰といえば、幕末に海外渡航を計画して外国船に乗り込み、でも見つかって、捕まる、というとんでもない人のイメージですが(私の大雑把なイメージ)、
その時代の考え方とかけ離れた人ってそういうもんなんだと思います。

続いて伊藤博文別邸へ
東京の品川にあったお宅。
老朽化を理由に取り壊すことになった際、萩市がその一部を買い取って移築してきたものだそうです。
ちなみに大きな灯篭は、伊藤さんが明治天皇からいただき、とても大切にしていたものだそうです。
※地元のボランティアの受付の方に説明してもらいました。

旅の最後は明倫館へ
ここから新山口駅行きのバスが出るので今回の旅の最後の目的地にしました。

萩の旅を終えて

関西から山口県萩市まで
新幹線とバスを乗り継いでの旅ですが、行ってみてよかったと思います。
萩の城下町は思っていたよりも広くて、その風情が残っている範囲も広かった。
そこでは今も生活している人がいて、城下町の中を通学している学生さんたちがいたりして、生活道路としても使われている町でした。
過去と現在がうまく調和した町。そんな印象的な町でした。

 

 

ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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