南禅寺天授庵で睡蓮を満喫してきました

こんにちは。

まもなく梅雨明け。暑い夏がやってきますね。
暑くなってくると、日中外に出掛けるのがどうしても億劫になってくるところですが、暑さをしのぎつつ今年の夏もたくさん写真を撮影したいと思っています。

7月に何を撮ろうかなと考えてふと浮かんだのが「睡蓮」でした。
夏の朝に蓮池に浮かぶ睡蓮の風景を撮影したいなぁと思って、今回は京都市東山区にある「南禅寺天授庵」に行ってきました。


(▲早朝の南禅寺三門)

南禅寺天授庵の睡蓮は早朝から行くのがおすすめ

天授庵は石川五右衛門の「絶景かな」の三門(さんもん)で有名な「南禅寺」の塔頭(たっちゅう。大きなお寺の周囲にある小さなお寺。)の1つです。

睡蓮は午後には閉じてしまいますので、天授庵の拝観のスタート時間(午前9時)を目指して向かいました。
京都市営地下鉄の東西線「蹴上駅」が最寄り駅
天授庵は南禅寺の境内にありますので駅から南禅寺を目指して歩いておよそ7分くらい。
拝観料は大人500円です。

私が「睡蓮」に興味を持ったのは、モネの影響です。
ご存知の方も多いと思いますが、モネは印象派の巨匠。
睡蓮を題材に連作を描いています。
関西では大山崎山荘美術館にその1枚が所蔵されていて、身近で見ることもできます。

モネの作品を見たのはオルセー美術館が初めてだったと思いますが、その色使いの美しさとその技法に感動しました。
印象的だったのは淡くて優しい色。
その場の空気をも描いたような絵画でした。
そして描き方がおもしろいなと思いました。
絵を近くで見ると「くるくる」「ちょろちょろっ」と円を描くように描いている。
でも少し離れて全体を見るとあの素晴らしい作品になっていて、なんだかすごく面白い絵だな、面白い人だなと思ったのが興味を持つきっかけでした。
睡蓮の池の傍で楽しそうに描いているモネ(写真で見るモネは髭を蓄えた優しそうなおじさん)に出会ってその作品を横から拝見する、そんなことをしてみたいという気持ちになりました。

緑に囲まれた庭園で睡蓮を満喫することができます

天授庵には2種類の庭園があります。
入ってすぐにある枯山水庭園と境内の奥にある池泉回遊式庭園です。
蓮池があるのは境内の奥にある池泉回遊式庭園。

天授庵は紅葉も有名な場所ですので、この季節は青もみじが綺麗な一面が緑の世界です。

天授庵の蓮池は池の周りをぐるりと歩いて回れます。
池には鯉もいて水辺に近づくと寄ってきてくれます。

境内は人が少なく池の周りをゆっくり回りながら、思う存分睡蓮を眺めることができました。

最も有名なロケ地?南禅寺水路閣へ

天授庵で睡蓮を満喫した後は、南禅寺の水路閣へ
色んなロケで必ずと言っていいほど登場する場所です。

この水路閣は琵琶湖疎水の一部です。
琵琶湖疎水は琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路で明治時代に作られました。

この後、まだ時間があったので、歩いて平安神宮まで行くことにしました。
平安神宮の神苑にも睡蓮が咲いていると知って、そちらにも向かうことにします。
モネに負けずに睡蓮の連作ですね。
続きは次回に。

ミニマリスト/日本メンタルヘルス協会公認基礎カウンセラー/ 単焦点レンズ好き/使用カメラNikon Z6Ⅱ

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